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見学

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今日の写真もほぼあいぽんです。

仕込み体験の後は、石蔵のある地下から、見学ツアー。





石蔵のある地下への階段を降りて行くと、じゃじゃーん!

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夢の光景♡
手ブレしてますが ^^;

背中の石垣、見事ですね~。

発酵槽な石蔵は、この、反対側、真っ直ぐな壁の向こうにあります。

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石蔵側の壁には下の方に丸い穴が。

アップです。

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ここから、ぶどう液を抜くんですねー。
何だかゾクゾクします ^^


樽たちには、発酵中のワインが入っています。
ひと樽につき、約500リットル。

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樽の上部に取り付けられた管には水が入っており、ワインの発酵によりガスが出ると、ぼこぼこっ、と音を立ててガスが抜けて行きます。

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短い滞在時間中に、この樽とお隣の樽から一度ずつ、ぼこぼこと音がして、気泡が上がって来ました。
結構頻繁にガスが出ているんでしょうねー・・・。

更に降りて行きます。

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樽が沢山 ^^
発酵を終えたワインたちを熟成している樽です。
容量は約200リットル。

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こちら ↓ は、以前貯蔵に使っていた、コンクリ樽。
24000リットル入ったそうです。
良く見ると、キラキラと光る部分があり、それは酒石酸が残っているものだ、との事でした。

コンクリ樽は手入れが大変で、一旦仕込みが終わると、バーナーで焼いてから蠟できれいにコーティング。
二週間掛けてきれいにして、次のワインを入れていたそうです。
今は使われていません。

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こちらで使用している樽は、一割程度がアメリカから、残りは欧州からで、輸入品100%。

樽の貯蔵は結構手間が掛かるものなのだとか。

まず、年間を通じて庫内の気温を10~15度、湿度60度位に保つ必要があります。
夏は、地下にある為、ほぼ自動的に涼しくて良いのですが、冬は、気温を保つ為、暖房を入れます。
そうすると空気が乾燥するので、水を打つ。

また、樽がワインを吸ってしまい、樽の中に空洞が出来る=ワインが参加してしまうので、チェックしては、中のワインが減って来たら継ぎ足して空洞を埋めるというのがデイリーの作業。
本当に大変なお仕事です。

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これはかなり自信ないのですが・・・、樽貯蔵は2年位までにしていると仰っていた様に思います。
日本は、テロワール(人間が関わる部分を除いた話ですね)が弱いのだそうです。
なので、あんまり長く置くワインは作るのが難しいとお話されていた様ですが、間違っていたらごめんなさい。

地下ツアー終了はここで終了、外へ・・・。

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石蔵のある工場での見学はこれで終了。
仕込み作業の為に預けていた荷物を引き取ってから、今度は、ステンレス樽を使って仕込みをしているところに行きました。

巨大な樽がいっぱい。

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大分距離はありますが、手前に立っている人々と見比べて頂くと、ステンレス樽の大きさがお分かり頂けるかと・・・。

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白ワイン用のぶどうは直接ステン樽に入れて澱切り=一旦全部取り出して澱を除く作業をします。
赤は、一旦、↓ 緑の樽の手前にあるドラム缶的なもの、この手の容器のに一旦入れてからほにゃらら(ここ、聞き取れませんでした ^^;)し、その後樽へ。

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こちら ↓ は既に何であるかすら分かっていません ^^;
全然聞けてなかったでした ^^;

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ところで、ルミエールさんはスパークリングワインも作っておられます。
瓶内二次発酵で、生産量約2万本/年間。

スパークリングワインを作る方法は二種類あり、ワインを作ってから炭酸を入れる方法と、上記、瓶内二次発酵=いわゆるシャンパーニュ製法。
瓶内二次発酵は手間の掛かる製法ですが、きめ細かい泡のワインが出来ます。

両方とも、呼称は、スパークリングワイン。
立ち並ぶスパークリングワインを見て、ラベルに製法の記載がない場合に何を見てどちらの製法かを知るには、ズバリ、お値段をチェックする事。
国内生産品で1000円位のものは、ワインに炭酸を注入する製法で作られたもの・・・、瓶内二次発酵は手間が掛かる為、もっと高くなります、と。

工場長さん、楽しい方でした。
笑。


適当レポ(汗)、ぶどう畑へと続きます・・・。










by yukosy | 2016-10-03 23:43 | Comments(2)
Commented by プー at 2016-10-05 00:04 x
工場長さん、まさに職人さん。絶対、ここのワインは美味しいと確信しました。
Commented by yukosy at 2016-10-05 21:08
>プーさん、
本当。
本当に職人さんでした。
誇りと責任を持ってお仕事しておられるのが、お話から良く分かりました。
仰る通り、工場長さんのお話を伺っていて、こんな方が作ってらっしゃるのだもの、こちらのワインが美味しい訳だな、と。
素晴らしい方でした・・・ ^^