2017年 03月 29日 ( 1 )

@ DEAN & DELUCAさん。
3月のテーマは、Women in the Wine Business - 女性のワインメーカーさん達 - でした ^^

お料理の世界でも、最近、女性のシェフが随分と増えていますが、ワイン界も同じ。
例えば、カリフォルニアには約4300のワイナリーがありますが、その約10%は、女性のワインメーカーさんが占めているそうです。

また、ナパにある世界一大きなワイナリーのメーカーさんも、女性がオーナー。

エール大学の研究では、女性の方が男性よりも優れた味覚を持っているそうではあり、これからきっともっと増えて来てくれるのではないでしょうか・・・ ^^


Sauvignon Blanc 2015 - Hall - 米

ソーヴィニヨン・ブラン 100%です。

1920年頃、ナパヴァレーには、700ものワイナリーがありました。
それが、1920年~1933年の禁酒法により、倒産するワイナリーが続出。
追い討ちを掛ける様に、世界恐慌が起こり、結果的に、1945年にまで生き残れたワイナリーはわずか40軒。
660ものワイナリーが潰れました。

ワインが作られなくなり、誰も使わなくなってゴースト・ワイナリーと化した、そんな施設をリニューアル、蘇らせてワイン作りを始めたのが、こちら、Hall Winesさん ^^

今回のワインは、自社畑57%+他2社より43%のぶどうを使っています。
ナパのソーヴィニヨン・ブランは、この品種独特の青臭さを緩和する為に10~15%は樽を使うワイナリーが多いそうですが、こちらは、100%、ステンレスタンクを使用。
元々果実が良く熟しているせいか、甘味が強めで、ライチの風味等がある、素敵な青臭さのワインに仕上がっています。

自分、ソーヴィニヨン・ブラン好きなので、このワインは気に入りました ^^

こちらのワイナリーのオーナー、Katheryn Hallさん、サイトのInside HALL、OUR TEAMに写真がありますが、とっても才女。
フランス語、ドイツ語に堪能で、夫氏(OUR TEAMにやはり写真があります)共々、弁護士さん。
ブッシュ・クリントン政権下ではオーストリア大使を務められたというので、半端ありません。
外交の一環として、ワインの宣伝にも勿論力を発揮した模様。
笑。

忙しい人ほど多く仕事をするとは言うけれど・・・一体どうやって切り回すんでしょうねー?
因みに、夫君はアートコレクターだそうです。
素敵なご夫婦 ^^

パスタ・魚介類と ^^


Massifitti Bianco Veronese IGT 2013 - Suavia - 伊

トレッビアーノ・ディ・ソアヴェ 100%

Massifittiは、火山性の大きな石の名前だとか。
ソアヴェは地域名、トレッビアーノは、フランスではUgni Blanc=ユニ・ブランと呼ばれている古代品種で、生産量は、フランスが世界一ですが、イタリア国内での、この品種(トレッビアーノどこそこ)の総生産量は、他の品種と比べて、もしかしたら一番多いのでは、という勢いの様です。
ユニ・ブランもトレッビアーノも、全然知らんかったです・・・ ^^;

こちらは、三姉妹で経営しているワイナリー。
サイト・トップページの左側の矢印CHI SIAMOクリックでお三人の写真がご覧になれます。
すごく素敵な雰囲気の姉妹・・・ ^^

ワインの方は、全て自社畑からのぶどうを使い、パーカーポイント90を獲得、アルコール度数12.5%。
お家が1982年からずっとぶどうを作っていて、協同組合に販売していたそうですが、1992年から、自分達でワインを作り始めたという経緯の様です(ちょっとよく聞こえませんでした・・・すみません ^^; )。
このワインに関しては、2008年がファーストヴィンテージ。

果実味がしっかりしていて、すっきりした飲み口、ミネラル感があります。
白い花の香りがして、美味しく頂きました。


Crimson Pinot Noir 2015 - Ata Rangi - 新

ピノ・ノワール 100%

完全有機栽培です。
こちらのワインを作っているのは、Helen Mastersさん。
サイトのABOUT US→OUT PEOPLE のWinery & Vinyardsで向かって右から二番目の小柄な女性。
彼女は髪の色をくるくる変えるので有名で、皆さん、会う度に、今日はどんな髪の色だろう、と楽しみにしているのだとか。
笑。
大学でワインを勉強、海外で7年間研修してからこちらで職を得ました。
小柄ですが、エネルギッシュで情熱的な方の様です ^^

こちらのワイナリー自体の発祥もユニーク。
大学教授がこの辺りではきっと美味しいワインが出来るかも知れない、的なレポートを書いたのだそうです。
この地域の気候がブルゴーニュと似ているという科学的なレポートがあり、かねてから美味しい赤ワインを飲みたいと願っていたCliveという方が、そんなところを知って、いっそ自分で作ろう、と、牛を売って土地を買い、お友達のところで1年研修をしてワイナリーを始めました。
そんなCliveさんに、お姉さんも同調、ロンドンのワイン商に勉強兼仕事に旅立つ前にお隣に土地を購入~。

北島の南端に位置する、山と海に挟まれた風の強い土地。
最初は風を防ぐ木もなかった為、大変苦労し、ぶどうの隙間に植えたかぼちゃとニンニク(何なのこの組み合わせ)の収入、そして家族や友達-牛を売って土地を買った時にはおかしくなったんじゃないかと思った-が手伝ってくれ、etc., etc.・・・、そんな風にして次第に発展させて行き、今では、ファーストレベルでは95パーカーポイントを獲得、世界中から評価されるワイナリーに発展しました。

1985年がファーストヴィンテージ、このエリアでは、初めてのワイナリーだそうです。

さて、こちらのぶどう畑は、初めからピノ・ノワールを栽培していますが、現在のクローンは12、うち4割をクローン名Abelが占めているそうです。
これは、人の名前。
昔、国際空港で働いていて、ロマネ・コンティの苗木をしっけい、それを政府のグリーンハウスに暫く置いて、ウィルスなしと判定されてから返してもらい、そのまま育てている・・・と(何と怪しからん。笑。って、聞き間違いだったらごめんなさいー、ちょっと聞こえづらかったのでした ^^; )。

色々ユニークなワイナリーさんのこのワイン、まろくて軽くてやわらかなタンニンがあって美味しいワインでした ^^


Cabernet Sauvignon Reserve 2012 - Snoqualmie - 米

カベルネ・ソーヴィニヨン 100%

サイトのABOUTにワインメーカー、Joy Andersenさんのお写真が。
どのメーカーさんも、優しそうな、輝きと自信に満ちた笑顔が本当に素敵です。
普段あんまりサイトのリンク貼ったりしていないのに今回は全部貼ってしまいました。
彼女たちの様子がほんとにupliftingなので・・・てか、いつも貼れよ、自分 ^^;

1983年からのワイナリーです。
この方がワシントンでワインづくりを始められた頃、ワシントンにあったワイナリーはわずか24軒。
パイオニアです。
今は690軒。
すごい成長っぷりです。
1991年からシャトー・サンミッシェルの子会社になりました。

フレンチ・オーク新樽65%とアメリカン・オーク新樽16%で23ヶ月間熟成。
黒系の果物、ココア、スパイス、なめらかなタンニン。
パーカーポイント90点。


どのワインも美味しかったー ^^
ジェンダーでどうこう言うのはもうそろそろ古いのかも知れませんが、同性の活躍を素直に喜んでも良いですよね ^^
これからもますます活躍して頂きたいワインメーカーさん達でした ^^


本日のおつまみ。

奥から、ロースとビーフと春野菜のサラダ、ホワイトアスパラとプロシュートのサラダ、合鴨のタリアータ 桜のタプナードと、ここまでディーン & デルーカさんMADE、厚木ハムさんのハックブラーテン、フォアグラムースはこちらもディーン & デルーカさん、そして、共働学者さんのさくらの葉の上で熟成させたチーズ+近藤養蜂場さんの国産百花はちみつ。

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いつもの様に、こちらも、全て、美味しく頂きました。

ご馳走様でした~! m(_"_)m